コンテストやコンペに参加するということ

今年もJAPANTEXにて開催されているインテリアデザインコンペで入選させていただく事ができました。
評価していただいた方、応援してくださった方、東京ビッグサイトへ作品を見に来てくださった方、ありがとうございました!

今回も自己PRカードを作品の下に置かせていただきました。
このWebページやFacebookへの新規訪問者が増えているところを見ると、おそらくそちらを見てご訪問いただいた方が多くいらっしゃるのかと思います。ご訪問いただきましてありがとうございます!

私の作品の紹介はまた改めて...今回はコンテストに参加するという事について書いてみようと思います。

このインテリアデザインコンペは短大の授業の中で、2年生に取り組んでもらっている課題のひとつなのですが、一緒に考え、評価者の目に留まるにはどうしたら良いのか?という事を考えて、講師である私も毎年作品を提出しています。
これまでに奨励賞1回、入選2回と選んでいただき、毎年学生の中からも入選者が出ている事がとても嬉しく思っています。
昨年度からは評価者の方が変わり、それを共に目に留めてもらえる作品が変わってきたのかなと感じています。
このことを昨年はうっすら感じていましたが、今年はより強く感じました。

私の所属する石川県インテリアコーディネーター協会でもコンテストを開催させていただいていますが、AIではなく人間が評価するものですから、その時の時世なども反映されると感じています。
全国的なコンテストになると、その風はもっと強くなっているのではないかと思います。

今年は提出前の作品チェック段階で、もっと多くの作品が入選すると思っていました。
ですが、結果を見ると1作品のみ...チェック段階のあとの素材の貼り付け方なども影響しているのではないかと感じていますので、2次元での作品は良かったがリアルな提出物となると映えなかったのか。。。と考えています。
実際作品へのボード貼付け時に手を抜いてしまった時は、同じような提案物だと思っていても評価に引っ掛かりませんでしたから...

これらを踏まえて、来年は少し考え方を変えてやってみようと思います!
学生の中で、表彰式に呼ばれる子が生まれる事(奨励賞以上)が私の目標です!

このコンペでも、協会でやっているコンテストでも、学生を称えるという事を大切にしたいと思っています。
デザインコンペに出して、初めて入賞した子達が、受賞の連絡が入った途端に輝きを増しました。そしてより一層熱心に勉強してもらえるようになったと感じました。

今の時代、簡単に「いいね!」がもらえるようになりましたが、現実世界では褒められるという事が少ないのではないかな?と思います。競争を避けるようにしてきた国の想いもあるのかもしれませんが、「あなたは凄い」と言ってあげる事はとても大事なのではないかと、自分の育児を通して考えるようになりました。
昔の私は保護者間の会話の中でも謙遜することが美だと思っていましたが、SNS等でお子さんの話を楽しく上げている方などを見て「子供は褒めた方がいいのではないか?」と考えなおすようになりました。

私だって、けなされるより褒められたい。それなのに、何故子供達をけなすのか。。。?と考え、それに気が付いた時からできるだけ子供達の応援をしたい!と考えるようになりました。
そして、好きな事をやって認めてもらう事という事を大事にしようと思いました。

その思いから、「褒める」事を意識して動くようになりました。
協会で始めることになったコンテストでも、たくさんの大人がたくさんの子供達を褒めてくださいます。
褒められた子供達はより一層輝くし、指導者としてその様子を見る事も嬉しいと思いました。

今年も色々と大変な事ばかりでしたが、後輩たちの為に何かできないか?と一緒に考えてくれる大人たちのお力をお借りして、とても良い経験の場を準備できたのではないかと思っています。
御協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!

この記事を書いた人

シオムラアキ