元旦の地震(令和6年能登半島地震)の事

今年入って初投稿です。。。すみません

2024年1月1日に起きた、令和6年能登半島地震。金沢港の近くの我が家もかなり揺れました。
私は12月下旬からしばらく入院しており、年末年始は診療が休みになるから自宅で過ごしたいと言って帰ってきていて、元旦も食事の後に自分の布団で寝ている時に地震が起こりました。(地震発生時間は16:10)

昨年5月の2023年奥能登地震の時(今気づいたけど、5並びの令和5年5月5日に発生していたんですね)は、金沢で震度4。その後の余震の影響か、金沢でも震度1~2の揺れが頻繁に起きており、その日も「また地震か・・・」程度に思っていたら、どんどん揺れが強くなり。
スマホのカメラを起動して動画を撮ろうとしたところで、緊急地震速報が鳴り。(このポップアップのせいで動画が撮れていなかった)物凄いガタガタ音と、かつて体感したことのない揺れ。あちこちから聞こえる物の落下音に、物が割れる音。。。寝室のたんすの上に置いてあった衣装ケースが降ってくるわ、液晶テレビは倒れるわ・・・これは只事ではない!と思いつつも起き上がる事ができずに揺れが収まるのを待ちました。

この家を建てて、入居してすぐに起きたのが2007年の能登半島沖地震で、その時も震度4。地震の後に外を見たら、前の放水路の水面が波打っていたのが印象的で。
大きな地震があるといつも前の放水路を見る事にしているのですが、この時に撮った動画がインスタで43万回再生されていて未だに更新されていってます・・・

すぐ後に出たのが津波警報。
我が家は金沢港からは直線距離で約1km。海抜2m弱。目の前の放水路は金沢港へつながっているので、間違いなく津波がくると予想して、家族全員で近くの高校へ避難しました。
20時近くまで様子を見ていましたが、空腹に耐えかねて、水位計を見ながら帰宅しました。
帰宅中に見た情報では、金沢港に届いた津波は最高で90cmが最高位だったという事で、津波の被害は受けませんでしたが、自宅は色々な家財が壊れ(揺れで冷蔵庫の扉が開いて、中身が放出されたり、家電や雑貨が落下して壊れたりしました)外壁や基礎にひび割れができたり、内装壁も何か所か割れてしまっていました。(現在地震保険の請求中。保険の事はまた改めて)

最近は地震県石川、みたいに言われていますが。
かつて石川県は地震が起きないと言われている地区でした。
実際、私が家を建てた2007年の時に入った時は、石川県は地震発生率が1番低いクラスだったんです。だから地震保険に加入する人も割と少なく。
ただ、私は建築の仕事をしているので、入っておいても良いのではなかろうか?あまりにも無駄だと思ったらそのうち解約しよう!と思いつつ、地震保険に加入しました。
それが、まさか保険に入って1か月後に大地震があるとは思いもせずに・・・

そこからはこの17年という時間の間に3回も大地震が起こり。今では大地震が起こる確率がかなり上位の方に入っているようです。
本当に地震保険に入っておいて良かったなと思っています。(まだ保険が使えるか、査定してもらわないとわかりませんけど・・・)

ちなみに。この仕事をしているからか、色んな人に「何であんなに建物が倒壊するの?」と聞かれる事が多いのですが。
建築基準法という法律は「これだけは絶対守ってね!」という最低限のルールを定めた法律です。
その建築基準法での耐震についての考え方は

数百年に一度起こる震度6強から震度7の地震に対しても倒壊しない程度の構造強度

となっています。数百年に一度起こる地震が、奥能登では17年の間に3回も起きてしまいました。
しかも、奥能登の建物は旧耐震基準という昭和56年以前に建てられたものが多かったので、かなりの家屋が倒壊しています。

その後平成7年(1995年)に阪神大震災が起き、平成23年(2011年)の東日本大震災、平成28年(2016年)の熊本地震等々もあり、年々耐震についての関心が高まってきた事から、奥能登でも新たしめの建物はしっかり建っているものも多くみられました。

ただ、今後の余震等もですが、何度も何度も揺れの影響を受けると、建物としても多少のダメージはあるでしょうから、耐震等級3(比較でいうと、建築基準法の1.5倍の強度を持つ建物)という強度を持たしておいた方が安全だろうなと思いました。

この記事を書いた人

シオムラアキ